芝山鉄道初乗車
宇宙暦 79833.3  (地球暦 2002/11/2)


第1報 宇宙暦 79833.3(地球暦 2002/11/2)

皆さん、こんにちは。かわねぎ@平塚です。

 先月の27日に芝山鉄道の東成田−芝山千代田間が開業し、自分の全線完乗タイトルを返上しておりました。2日の土曜日にタイトル奪還に行ってきましたので、その報告です。

 11月2日は芝山町で開業イベントを催しているので、ただ折り返すだけでなく、イベントも楽しんでこようかと思いましたが、せっかく都心部を経由するので、秋葉原でパーツ漁りに行き、その帰りに乗りに行く事にしました。自宅でWebサーバーを立ち上げたので、そのマシン用の安いパーツ捜しです。
 なんだかんだで秋葉原を出たのが午後3時ちょっと前。1時間1本の快速「エアポート成田」に時間を合わせます。平塚からですとホリデーパスを使えば2000円で往復できますし、データイムグリーン回数券を使えば、乗り継ぎで成田空港まで全区間グリーン車に500円で乗車できます。
 今回はちょっと反則技。買い出しの時間を挟んでグリーン車の東京乗り継ぎということにします。途中で用事を済ますやり方は拙いのでしょうけどね。ま、ベックスコーヒーショップの割引券で買った100円のコーヒーを持ち込んで、空港第二ビルまでのんびりと移動です。

 空港第二ビルと東成田間の連絡通路。雑誌の写真等で見た事はありますが、通ってみるのは初めてです。まず改札を出るには、JRの改札を出て京成エリアに入り、そこでもう一度改札を出ます。普通の人たちはここから空港に入るためのセキュリティエリアへ。東成田への連絡通路へは、そのまま行ける事になります。
 誰もいない。照明は明るいものの、ガランとした通路。トータル500mの途中で右折する通路で、キャスター付き荷物を考慮してか、階段はなくて緩い傾斜が付いている。これが薄暗かったり、狭かったりする訳ではないのだが、人がいないし〜んとした通路はちょっと不思議な感じがする物です。
 あと何メートルという表示を見て、東成田駅方面に進みます。途中人とすれ違うと、何となくほっとしますね。通路が終わると、そこはガランとしたちょっとくたびれた空間。旧成田空港駅のコンコースです。
 旧成田空港駅には約20年前に空港見学に来た事があります。その時のにぎわっていた光景を思い出すと、今の光景は……廃墟。そこまでは言い過ぎかもしれませんが、もの凄く寂れてしまっています。塞いでいる部分もあったり、人影の少なさもあり、本当にここが国際空港への乗り継ぎ地点だったのかと疑問に思ってきます。

 芝山鉄道は今の時間帯は40分間隔の運転。とりあえず190円の切符を買っておきます。芝山鉄道線はパスネットは使えません、の掲示。行きは券売機でパスネットを使う事で消費できるが、帰りはそうは行かないでしょう。次の電車まで20分位余裕があるので、その辺を歩いてみる事にします。

 地元の人が降りてくる方の出口に行ってみると、階段を上った上には警備の警官が。私の姿を認めると、立ち上がってチェックの準備をしようとしたため、慌てて引き返します。別に外に出る(=空港用地に入る?)用事もなかったためなのですが、これでは明らかに不審者ですね(笑)。
 トイレは何処かな、と探すと、階段を上って、チェックゲートの建物内にあるらしい。階段の脇にはエスカレーターもあるのですが、今は使う事もないのか、停止しています。
 第4ゲートと書かれた建物に入ると、閉鎖した空港連絡バスの事務所と、色あせた空港案内がありました。もちろん第2ターミナルが出来る前の掲示です。建物の外は旧連絡バス乗り場。20年前はここで住所氏名を書かされてバスに乗り継いだな、と思い出します。外には客待ちのタクシーが一台いましたが、使う人はいるのでしょうか。

 さて、ホームに降ります。記憶にあるのとは比べ物にならない小ささの出札事務室と2台の自動改札がある改札口を通ります。バス乗り継ぎ階段も閉鎖。エスカレーターも閉鎖。階段を下りていくと、2面4線だった向かいのホームも閉鎖。ほとんど遺構になっていると言ってもいいでしょう。京成だけに、「博物館動物園」という駅名が頭に浮かんできてしまいます。
 さて、やってきた電車は京成3200系4連。乗務員はそのまま芝山鉄道に乗り入れます。乗客もそのまま乗り通す人が多いです。私を含めてわずかな乗客を乗せ、ここから別会社という雰囲気もなく発車します。
 乗客の他、ここから警備の警官2名が添乗します。4両編成の車内を巡回して不審物や不審人物をチェックしていきます。開業までの経緯が経緯なので、致し方ない事なのでしょう。

 せっかくの新線なので、かぶりつきをします。先客がいたので、その後ろから遠慮気味に。夕方の時間とはいえ、遅く出てきた同業者もぽつりぽつりと見られます。
 新しめの地下区間を好調に走っていきますが、急に減速。不自然なカーブが入ります。確か一坪地権者の土地を避けて線路を敷設したのでしたっけ。強制収用も出来なかったんでしょうね。
 地上に出ると、一気に高架に駆け上がります。外は成田空港の敷地。駐機している飛行機が間近で見る事が出来ます。初乗りだろうと思われる一般人(笑)達もそちらに視線を移しています。
 そして、すぐに終点の芝山千代田に到着します。さすがに日本一短い鉄道会社、正味4分です。高架の車止めの先はこの先延びることはあるのでしょうか。
 自動改札では「パスネットの方は窓口へ」の掲示があります。京成から乗り通している客がほとんどだと思われるのに、なぜパスネット加盟していないのかが不思議です。設備は新規だから導入に問題は無いと思うのですけどね。それに券売機でもパスネットは使えません。なかなかカードを消費させてくれませんね。
 改札で細々と記念切符が売っていたので買い求めます。見開きのもので切符部分が右側に並んでいる、趣味的にはあまり興味をそそられないものでしたけれど。
 折り返し時間にちょっと歩いてみましたが、芝山町の中心部からは離れているので何も見るような物はないですね。逆に何かを見たければ、それ相当の空き時間がないと行けません。地元運営のシャトルバスが走っているようですが、今日は時間がないのでパスです。
 夕方で日が沈んでも、開業記念イベントはやっているようで、スタッフが案内ビラを配っています。コンサートの類のようですね。まあ、興味と時間がないので、先程の電車で折り返します。

 東成田に着いたら、再度空港第二ビル駅に向かいます。帰りの快速エアポートを待っていると、向かいの京成ホームの特急には芝山鉄道車が入っていました。塗色が変わっている京成3600系のお下がりです。どうやら運用は京成車と一緒にされているようですね。


 さて、これにて完乗タイトルも奪還です。それにしてもこの芝山鉄道、それほど利用者が見込まれますでしょうか。地元の人は車で所要を済ませそうですしね。千原線みたく将来京成に譲渡、などとならなければいいのですが。


シャトル発着所に戻る

芝山鉄道初乗車

芝山鉄道初乗車
宇宙暦 79833.3  (地球暦 2002/11/2)


第1報 宇宙暦 79833.3(地球暦 2002/11/2)

皆さん、こんにちは。かわねぎ@平塚です。

 先月の27日に芝山鉄道の東成田−芝山千代田間が開業し、自分の全線完乗タイトルを返上しておりました。2日の土曜日にタイトル奪還に行ってきましたので、その報告です。

 11月2日は芝山町で開業イベントを催しているので、ただ折り返すだけでなく、イベントも楽しんでこようかと思いましたが、せっかく都心部を経由するので、秋葉原でパーツ漁りに行き、その帰りに乗りに行く事にしました。自宅でWebサーバーを立ち上げたので、そのマシン用の安いパーツ捜しです。
 なんだかんだで秋葉原を出たのが午後3時ちょっと前。1時間1本の快速「エアポート成田」に時間を合わせます。平塚からですとホリデーパスを使えば2000円で往復できますし、データイムグリーン回数券を使えば、乗り継ぎで成田空港まで全区間グリーン車に500円で乗車できます。
 今回はちょっと反則技。買い出しの時間を挟んでグリーン車の東京乗り継ぎということにします。途中で用事を済ますやり方は拙いのでしょうけどね。ま、ベックスコーヒーショップの割引券で買った100円のコーヒーを持ち込んで、空港第二ビルまでのんびりと移動です。

 空港第二ビルと東成田間の連絡通路。雑誌の写真等で見た事はありますが、通ってみるのは初めてです。まず改札を出るには、JRの改札を出て京成エリアに入り、そこでもう一度改札を出ます。普通の人たちはここから空港に入るためのセキュリティエリアへ。東成田への連絡通路へは、そのまま行ける事になります。
 誰もいない。照明は明るいものの、ガランとした通路。トータル500mの途中で右折する通路で、キャスター付き荷物を考慮してか、階段はなくて緩い傾斜が付いている。これが薄暗かったり、狭かったりする訳ではないのだが、人がいないし〜んとした通路はちょっと不思議な感じがする物です。
 あと何メートルという表示を見て、東成田駅方面に進みます。途中人とすれ違うと、何となくほっとしますね。通路が終わると、そこはガランとしたちょっとくたびれた空間。旧成田空港駅のコンコースです。
 旧成田空港駅には約20年前に空港見学に来た事があります。その時のにぎわっていた光景を思い出すと、今の光景は……廃墟。そこまでは言い過ぎかもしれませんが、もの凄く寂れてしまっています。塞いでいる部分もあったり、人影の少なさもあり、本当にここが国際空港への乗り継ぎ地点だったのかと疑問に思ってきます。

 芝山鉄道は今の時間帯は40分間隔の運転。とりあえず190円の切符を買っておきます。芝山鉄道線はパスネットは使えません、の掲示。行きは券売機でパスネットを使う事で消費できるが、帰りはそうは行かないでしょう。次の電車まで20分位余裕があるので、その辺を歩いてみる事にします。

 地元の人が降りてくる方の出口に行ってみると、階段を上った上には警備の警官が。私の姿を認めると、立ち上がってチェックの準備をしようとしたため、慌てて引き返します。別に外に出る(=空港用地に入る?)用事もなかったためなのですが、これでは明らかに不審者ですね(笑)。
 トイレは何処かな、と探すと、階段を上って、チェックゲートの建物内にあるらしい。階段の脇にはエスカレーターもあるのですが、今は使う事もないのか、停止しています。
 第4ゲートと書かれた建物に入ると、閉鎖した空港連絡バスの事務所と、色あせた空港案内がありました。もちろん第2ターミナルが出来る前の掲示です。建物の外は旧連絡バス乗り場。20年前はここで住所氏名を書かされてバスに乗り継いだな、と思い出します。外には客待ちのタクシーが一台いましたが、使う人はいるのでしょうか。

 さて、ホームに降ります。記憶にあるのとは比べ物にならない小ささの出札事務室と2台の自動改札がある改札口を通ります。バス乗り継ぎ階段も閉鎖。エスカレーターも閉鎖。階段を下りていくと、2面4線だった向かいのホームも閉鎖。ほとんど遺構になっていると言ってもいいでしょう。京成だけに、「博物館動物園」という駅名が頭に浮かんできてしまいます。
 さて、やってきた電車は京成3200系4連。乗務員はそのまま芝山鉄道に乗り入れます。乗客もそのまま乗り通す人が多いです。私を含めてわずかな乗客を乗せ、ここから別会社という雰囲気もなく発車します。
 乗客の他、ここから警備の警官2名が添乗します。4両編成の車内を巡回して不審物や不審人物をチェックしていきます。開業までの経緯が経緯なので、致し方ない事なのでしょう。

 せっかくの新線なので、かぶりつきをします。先客がいたので、その後ろから遠慮気味に。夕方の時間とはいえ、遅く出てきた同業者もぽつりぽつりと見られます。
 新しめの地下区間を好調に走っていきますが、急に減速。不自然なカーブが入ります。確か一坪地権者の土地を避けて線路を敷設したのでしたっけ。強制収用も出来なかったんでしょうね。
 地上に出ると、一気に高架に駆け上がります。外は成田空港の敷地。駐機している飛行機が間近で見る事が出来ます。初乗りだろうと思われる一般人(笑)達もそちらに視線を移しています。
 そして、すぐに終点の芝山千代田に到着します。さすがに日本一短い鉄道会社、正味4分です。高架の車止めの先はこの先延びることはあるのでしょうか。
 自動改札では「パスネットの方は窓口へ」の掲示があります。京成から乗り通している客がほとんどだと思われるのに、なぜパスネット加盟していないのかが不思議です。設備は新規だから導入に問題は無いと思うのですけどね。それに券売機でもパスネットは使えません。なかなかカードを消費させてくれませんね。
 改札で細々と記念切符が売っていたので買い求めます。見開きのもので切符部分が右側に並んでいる、趣味的にはあまり興味をそそられないものでしたけれど。
 折り返し時間にちょっと歩いてみましたが、芝山町の中心部からは離れているので何も見るような物はないですね。逆に何かを見たければ、それ相当の空き時間がないと行けません。地元運営のシャトルバスが走っているようですが、今日は時間がないのでパスです。
 夕方で日が沈んでも、開業記念イベントはやっているようで、スタッフが案内ビラを配っています。コンサートの類のようですね。まあ、興味と時間がないので、先程の電車で折り返します。

 東成田に着いたら、再度空港第二ビル駅に向かいます。帰りの快速エアポートを待っていると、向かいの京成ホームの特急には芝山鉄道車が入っていました。塗色が変わっている京成3600系のお下がりです。どうやら運用は京成車と一緒にされているようですね。


 さて、これにて完乗タイトルも奪還です。それにしてもこの芝山鉄道、それほど利用者が見込まれますでしょうか。地元の人は車で所要を済ませそうですしね。千原線みたく将来京成に譲渡、などとならなければいいのですが。


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