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魔法少女リーフ

第六話 共通点

作:優 様



窓から入る日差しにより目を覚ます。
「う〜ん、良く寝た」
僕はいつも通りの伸びをして、起き上がる。
そして、鏡の前に向かい、髪を梳かす。

「♪〜♪♪〜」
鼻歌まで歌っている。
本人は何気なくやっているつもりだが、
女の子らしく行動をしている事に気付いていない。
昨日のレベルアップ?の影響をせいなのかは、定かではないのだが。

「髪を梳かすのって、気持ち良いな」
僕は何気なく呟く。
髪を梳かし終え、辺りを見まわす、
部屋の隅に、昨日弥生さんたちに渡したビデオの入っている袋が置いてあった。
それを見つけ、

「今日はどれを見ようかな?」
と言って、何から見るか決めようと思い、袋の中を見てみると、
何かを書いてある紙切れが入っていた。

『お父さん、今日一緒に見ようね 皐月』
皐月が僕と一緒に見たいという手紙だった。
一人で見るのも味気ないし、皐月と一緒に見るかな。
そんなことを考えながら、着替える。
今日は、昨日買ったばかり純白のワンピースを着る。

「これを着る事に、もう違和感が無いというのは何か悲しいな」
と呟きながら、着替え済ますと、部屋を出て、居間へと向かう。
居間では、弥生さんが掃除機をかけていた。
弥生さんは僕に気付くと、

「おはよう、葉月ちゃん」
と挨拶をする、僕も、

「おはようございます、お母さん」
と親しみを込めて言う。

「何か不思議ね、貴女にお母さんって呼ばれるのって」

「そうだね、僕もそう思うよ」
僕は弥生さんの言葉に頷く。

「二日前までは普通通りに暮らしてたのにね」
そう言う弥生さんはどこか悲しそうだ。

「うん、それが当たり前のように暮らしてたね」

「もう、貴女を夫として、見てはいけないのね」

「弥生さん・・・・」
僕は言葉に詰まる。

「私がこんな顔をしていてはいけないわね、辛いのは和樹さんのほうなのに」
弥生さんはそう言うが、目には涙がたまっていた。

「なってしまった物は仕方がないよ、
それに、若返ったんだから二度目の中学校生活を楽しむよ」
僕は明るく振舞い、

「それに、僕は和樹であって葉月でもあるんだから、
二人でいるときぐらい、今まで通りに接してくれてもいいよ」
と、弥生さんに慰めの言葉をかける。

「和樹さん、いいの?」
弥生さんは僕に、尋ねるように言う

「いいもなにも、今の僕は弥生さんの夫であり娘でもあるんだから」
僕は笑顔で返答する。

「ありがとう、和樹さん」
弥生さんは掃除機を放って、僕を抱きしめる。
他の人から見れば、再開したばかりの親子に見えるのかもしれないが、
実際は夫婦なのだ。

「や、弥生さんいきなり・・・・・」
僕は次の言葉を、発しようとしたが止めた。
弥生さんは、とても幸せそうな顔をしていたからだ。

「和樹さん・・・」
弥生さんが、僕の名前を呼んだと思うと、目を閉じていて、

「くぅ〜」
弥生さんは小さな寝息を立てていた。
「昨日今日とごたごたしてて疲れたんだね」
僕は小さな微笑を浮かべて、弥生さんの顔を覗き込み、そして考える。
実際の年齢よりも10は若く見える妻、
僕がこの姿になっても、普段どおり接してくれる。
世間的にも、いつかは僕が家に滞在していない事が露見してしまうだろう。
そのとき、弥生さんはどうなるのだろうか?
夫に逃げられた妻として、指摘されるのだろうか?
それとも、それがばれる前に離婚して、
新しい人を夫として探してもらうべきなのだろうか?
いや、それでも弥生さんは、未亡人になってしまう。
その前に、僕は実家の両親に理解してもらえるのだろうか?
多分無理だろうな。

しかし、僕『小笠原和樹』と言う男性は存在しないのだ。
死んだと報告するのが、一番自然なのだろうか?
僕は、どれが最良の選択になるのかを模索していた。

数分後・・・
「まあ、こんなことを今考えても仕方ないな」
と言って、考える事をやめ、この場を離れようと、弥生さんの腕をのけようとしたとき、
バランスを失った弥生さんがもたれるように倒れてきた。
僕は弥生さんにつぶされるような感じになった。

「ぐえっ」
僕は思わず奇声?をあげてしまった
僕の上で弥生さんが気持ちよさそうに眠っている。

「くぅ〜」
全く起きる気配を見せない。
僕はここを抜け出そうともがき続け、
数十秒後、やっと抜けだした。

「ふぅ、やっと抜け出せた」
と言って、転がっている掃除機のスイッチを切り、
寝室に行き、毛布を取ってくる。

「お休みなさい、弥生さん」
と言って、そっと毛布をかけてあげた。

「そういえば、今何時かな?」
と、呟くように言いながら時計を見ると、
朝の7時だった。
それを見て、僕は台所へと行くと、
テーブルの上は、何かで拭いたのだろう、
埃は無かった。

「弥生さんは、掃除をしてから、朝食を作るつもりだったのかな?」
と言って、辺りを見回すと、
冷凍されていた、と鶏肉が置いてあった。
おそらく、常温で解凍するつもりだったのだろうか、
一応、凍っていた水分は溶けていた。

「仕方がないな、僕が作るか」
と言って、冷蔵庫を開け、材料を出す。
実を言うと、僕は料理が得意なのだ。
独身の頃に、自炊していたのがきっかけで、
大抵の料理は材料さえあれば、
すぐに作る事ができるのだ。
と言っても、僕が料理を作る事は滅多に無い。
樹や皐月のいるときは、
料理をしないのだ。

何故かと言うと、弥生さんは仕事をしていないため、
『私が家事を全部します』と言って、
僕に料理をさせてくれないのだ。
多分、僕のほうが料理は上手だろう。
皐月と樹が生まれる前までは、
僕が弥生さんに料理を教えてたのだから、
子供達が生まれてから、
僕が料理をする機会は減ってしまったが、
たまに自分で作っていたから、
腕の方は落ちていないはず。
ちなみに皐月と樹は、
僕が料理を得意としていることは知らない。

「♪〜♪♪♪〜〜」
僕は鼻歌を歌いながら料理を作る。
30分後・・・・・
僕は料理を作り終え、
それをテーブルの上に置いてると、

「今日は葉月ちゃんが料理をしているのか?」
誰かが、僕に声をかけてきた。

「えっ?」
僕は急に声をかけられたため、驚いて振り向くと、
台所を覗いている、和広さんの姿があった。

「済まない、驚かせてしまったようだな」
和広さんは、僕が驚くとは思ってなかったらしく、謝ってくる。

「今度から気をつけてくださいね、
もう少しで、鍋をひっくり返すところでしたよ」
僕は鍋をしっかりと掴んでいることを確認して言う。

「わかった」

「わかってくれたところで、ご飯にしましょうか」
僕がそう言うと、和広さんは辺りを見回し、

「弥生はどうしたんだね?」
と僕に尋ねてくる。

「ああ、お母さんなら向こうの部屋で、眠っていますよ。
昨日、一昨日とばたばたしていたから、疲れが出たんでしょうね」
僕は二人の時以外は弥生さんのことを『お母さん』と呼ぶ事にした。

「そうか・・・それで、弥生の疲れの元である葉月ちゃんは大丈夫なのか?」
和広さんは少し皮肉っぽく言う。

「意地悪な言い方をしないで下さいよ、
僕だってなりたくてこうなったんじゃないんですから」
僕は苦笑して言う。

「すまん、そうだったな」
和広さんも苦笑していた。

「ところで、和広さん朝食を食べます?」
僕は話に区切りがついたところで、
和広さんに朝食を勧める。

「そうだな、頂こう」
和広さんがそう言うと、
僕は戸棚から茶碗を取り出し、
あらかじめ仕掛けてあった炊飯器からご飯を盛る。
次に、作った味噌汁をお椀に注ぎ、
二人分用意すると、お盆に乗せて、持って行き、

「どうぞ」
と言って、和広さんの前に、はしと一緒に置く。

「ありがとう」
と和広さんが言うと、
僕は自分の席の前に行き、それを置く。
そして、僕も椅子に腰掛けると、
手を合わせて「「頂きます」」と一緒に言う。

「葉月ちゃんの手料理は久し振りだな」
和広さんが、おかずをとろうと、はしを伸ばしながら言う
ちなみにおかずはテーブルの中央の大きなお皿に、
出し巻き卵、プチトマト、ほうれん草のおひたし、
鳥のから揚げの4点が盛られている。

「そうですね、樹と皐月がいるときには、
僕は作らせてもらえませんからね」
僕は和広さんの笑顔で言葉に返答する。

「こんなこと言ったら弥生が怒るかもしれんが、
わしは葉月ちゃんの料理の方が好きだな」
その和広さんの言葉に、

「そんな事言ったら、弥生さんが可愛そうですよ、
いくら事実だからって」
僕はこう返す。

「葉月ちゃんの方が酷い事言ってるような気がするぞ」
和広さんは苦笑して言う。

「この事を、弥生さんが聞いていたら、僕はどうなるかな?」
僕は冗談のつもりで言って想像してみる。


『「は、葉月ちゃん後ろ・・・」
和広さんが慌てたような口調で僕に後ろを向くように言う。
僕はその言葉に従い後ろを向くと・・・・・・・
弥生さんがにっこりと微笑んで立っていた。
その微笑は、作られた物である事はすぐわかった。
顔は笑っていても、心は笑っていないからだ。

「お、お母さんい、今の会話聞いてたの?」
僕は一応聞いてみる。

「ええ、しっかりと」
弥生さんは冷たい微笑を崩さずに言う。
その言葉に、僕は自分の顔が青ざめて行くのを感じた。

「は、話せばわかるよね」
僕は弁解しようとするが、弥生さんは

「こんなこと言う口にはお仕置きが必要ね」
と言って、僕の両頬を引っ張る。

「ふぉふぉめんなふぁい、ふぉういふぁないふぁらひゅるひへ」
(ごめんなさい、もう言わないから許して)
僕は謝ろうとするが言葉にならない。
弥生さんは数秒間引っ張りつづけると、手を離した。
心なしか、皐月のときよりも痛みが酷い。

「素直に謝ったから許してあげるわね」
と言うと、弥生さんは僕の頬から手を離す』


そんな感じになるんだろうな。
と、くすくす笑いながら、想像していた。

「葉月ちゃんどうしたんだ。何かおかしい事でもあったのか」
と和広さんは、僕が笑っている事に疑問を思ったのか、
僕に尋ねるように言う。

「いえ、今の会話を弥生さんが聞いてたらどうなるかを想像していたんですよ」

「それで、結果はどうなったんだ?」

「皐月と同じ行動をとっている所が容易に創造できたんですよ」
僕は笑顔で答える。

「成る程、それは面白いかもしれんな」
和広さんは箸を進めながら頷く。
と言ったような会話を弾ませていると、

「おはよう〜」
皐月が挨拶をしながら台所に入ってきた。

「「おはよう」」
僕と和広さんは挨拶を返す。

「あれっ、お母さんは?」
皐月はまだ眠いのか目をこすりながら言う。

「弥生なら、まだ寝とるらしいぞ」
和広さんは、皐月の問いに答える。

「お母さんまだ寝ているの?珍しいね」

「多分僕の事で疲れたのだと思うよ」

「そうね、昨日と一昨日は忙しそうにしてたから、
その疲れが出たのね」
皐月は弥生さんがここにいないことを納得したようだ。
それを見計らったように、僕は

「皐月さん、ご飯食べる?」と、にっこりと微笑んで言う。

「そうね、頂くわ」
その皐月の言葉に、「わかった」
と言って、ご飯と味噌汁をよそう。
そして、僕は皐月の前にそれを置くと、

「お母さんが寝ているなら、この朝食は誰が作ったの?」
普通に思いつく疑問である。

「僕が作ったんだ」
僕は得意そうな顔をして言う。

「わ、私用事を思い出したから」
皐月は今思いついたような感じで言う。
どうも、うちの家系は嘘をつくのが下手なようだ。

「皐月、葉月ちゃんに対して失礼だぞ」
和広さんはそんな皐月を叱る。

「だって・・・」
皐月は何か言いたそうだ。
多分の次に何が来るのか、何となく予想ができる。

『お父さんの料理を作っているところみた事無いから』
と言うだろう。
皐月がそれを言う前に、

「わしはこの料理は好きだがな」
と言って、和広さんは味噌汁を飲み干した。

「お爺ちゃん、美味しいの?」
皐月はまだ疑っているようだ。
皐月のその一言に、僕は怒る。

「つべこべ言ってないで食べろ」
僕は皐月を怒鳴る。

「わかったわ・・」
僕が怒鳴った事が効いたのか、
皐月は渋々と席につき、用意されていたご飯を食べ始めた。

「・・・・美味しい!」
皐月は味噌汁をすすると、驚いたような声で言う。
その一言に、僕の怒りは解けた。

「でしょう?」
僕は嬉しくなり、そう言うと、

「葉月ちゃん、こんなに料理上手だったの?」

「おまえ達が生まれる前は、僕も料理をしていたんだよ」

「悔しいけど、私なんか太刀打ちできないほど美味しい」
皐月は悔しそうに言う。

「今度、一緒に料理を作ろうね」
僕は満面の笑みを浮かべて言う。
皐月と一緒に料理をするのも悪くはないな。
「お願いするわ、この事を春香が知ったら、
からかわれる種になりかねないから」
皐月は食事を進めながら言う。

「そうだね」
春香ちゃんならやりかねないな。
僕はそう思いながら苦笑する。

「それと、葉月ちゃん」

「何?皐月さん」

「手紙見てくれた?」
ああ、あの紙切れの事か。

「うん、一緒に見ようね」

「それで、春香を呼んでも良いかな?」
皐月は、少し戸惑いながら言う。
僕が断るはずは無いのにね、
そういうところは、可愛いのに。
どうして、すぐに怒ったり、頬を引っ張ったりたりするのかな?
僕は心の中で毒づいた。

「いいよ」
僕は了承の返事をする。

「ありがとう」
皐月は可愛い笑顔で、僕に御礼を言うと、
食事を済ませ、台所を出ていった。
台所を出て行った後の行動はわかるような気がする、
多分、春香ちゃんに電話をかけるのだろう。
皐月が出て行くと、
それと入れ替わるように、樹が入ってきた。

「あれっ、お母さんは・・・」
の後は、皐月と同じような行動を取ったと、
付け加えておこう。
樹が食べ終わって、台所から出て行くと、

「双子はここまで似る物か?」
と苦笑まじりに和広さんが話し掛けてきた。

「どうでしょうね、偶然かもしれませんし」
僕は、食事の後の食器を洗いながら返答する。

「それにしても、行動が全く同じだったな」

「僕の作った料理を見たときの反応も同じでしたからね」
僕も苦笑まじえて答える。

「今の葉月ちゃんの格好なら、料理が上手くても不思議に思う者はいないだろう」
和広さんは何気なく言う。

「そうですね、この姿ならお母さんは料理を作る事に反対はしないだろうし」

「弥生も、夫に料理で負けるよりも娘に負ける方がまだ良いだろう」

「良いのかな〜?」
僕は首を傾げて言う。

「まあ、これからは葉月ちゃんが料理をする回数が増える事は確かだな」

「お母さんもお爺さんも仕事しますからね」

「『お爺さん』か、君に言われると何かくすぐったいぞ」

「仕方ないでしょう、世間的にはそうなるんですからね」
そんな会話を続けていると・・・・

「おはようございます」
今度は弥生さんが台所に入ってきた。

「「おはよう」」
弥生さんの挨拶に僕と和広さんは挨拶を返す。

「葉月ちゃん毛布をありがとう」
弥生さんは、僕を見て笑顔で言う。

「ビックリしたよ、お母さん抱きついてきたと思ったら、眠ってるんだから」
僕は曖昧な笑顔で言う。

「ごめんなさい、ホッとしたら気が抜けちゃって」
弥生さんは恥かしいのだろうか、少し顔が赤い。

「弥生、疲れたらしっかりと睡眠をとるんだ。
今度からは、働かなければならないからな、
今より、家で過ごせる時間は少なくなる、
だから、しっかりと休める時に休むんだぞ」
和広さんは弥生さんに忠告する。

「わかったわ、お父さん。でも今日は大丈夫よ、
しっかり寝ましたから」
弥生さんは元気そうに言う。

「そのおかげで、僕は潰されそうになったけどね」
僕は小さく呟く。

「葉月ちゃん、それはどういう意味なんだ?」
和広さんは不思議そうに尋ねる。

「うん、つまりね、僕が弥生さんに抱きつかれた後、
腕を払おうとしたら、バランスが崩れて弥生さんに押しつぶされたんだ。
僕の力が無いのか、弥生さんが重いのかはわからないけどね」
僕は苦笑まじりに言う。
そして、弥生さんの方へ、目を向けてハッとする。

「葉月ちゃん、それって私が貴女を押しつぶす程重いって事かな〜?」
弥生さんは優しく?僕に尋ねる。
弥生さん顔は笑ってるんだけど・・・・。
目は笑ってないよ・・・・・。
僕は弥生さんに圧倒され、後ずさりをする。
和広さんに『助けて』と目配せをするが、
和広さんは、両手を広げて首を振る。
つまり、『わしにはどうにもならん』という、ジェスチャーだ。
そ、そんな〜。僕は心の中で悲鳴をあげる。

「お、お母さん、話せばわかる」
じりじりと迫る弥生さんを説得しようと試みる。

「問答無用」
弥生さんは僕の両頬をぴろ〜んと引っ張る。
心なしか、皐月のときより痛い。

「ふぉへふぁふぁふぁひふぉひふぁっふぇひふほ?」(僕が何をしたって言うの?)

「葉月ちゃん、それは女性にとっては禁句だぞ」
和広さんは、お茶をズ〜ッとすすりながら言う。

「そうよ、葉月ちゃんわかったかな〜?」
弥生さんは冷笑を浮かべて言う。
ちなみにそう言う声はどこか楽しそうである。

「ふぁふぁっふぁ、ふぁふぁふぁ、ふぁめふぇ」(わかったからやめて)
僕がそういうと、弥生さんは引っ張っている手を離してくれた。

「酷いよ」
僕は涙目になって講義する。

「葉月ちゃんが余計な事を言うから悪いのよ」
弥生さんはその一言で、僕の抗議をのける。

「だって、本当の事なんだよ」
僕は小さく呟いた。

「葉月ちゃん、しっかり聞えたわよ」
弥生さん、貴女は地獄耳ですか?
今度は、顔も目も笑っている。
しかし、声が怒ってるんですけど・・・・。
その後、僕はくすぐりの計に処され、
家中に僕の笑い声がこだまする事になった。
和広さん、傍観を決め込まないで助けてよ。
僕は心の中で叫んでいた。





後書き
どういう風にビデオを出すか迷っています。
なんとか、次話には出すと思います。
あまり期待はしないで下さいね。

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