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「え・・・それじゃあもう少しなのですね?」
「えぇ、私の星ではこの時期には・・・」
暗い部屋でなにやら話をしている少女二人
一人はメガネをかけている少女(誰かは・・・想像できるよね?)、もう一人はTS9でも珍しいケモ耳少女
こんな所にいるのは二人が有名だからじゃない!
知られては困る事があるから何である
なんたって一人は有名?なトラブルメーカー(爆)で、片方は過激な親衛隊を有しているからだ(笑)

「でも、大丈夫かなぁ」一人は不安で仕方ない様子だ
「大丈夫、きっと間に合いますよ」
「でも、ご主人様はどう思うのかなぁ」
「心配しないで・・・それより話だけはちゃんとして許可貰わないといけませんね」
「そうですよね・・・ありがとうございました」少女は礼を言い、その部屋から立ち去っていく。
「司令の許可じゃあばれちゃいますから、副司令に話をしておかないと」残っていた少女はそう言って直通の端末の回線を繋いだ。
「”・・・なのです、かわねこ少尉のためにも許可してください”と・・・」メールを送った少女は、いくつかの機械を取り出した。
「冗談だったはずなんですけど・・・まさか予約が入るなんて・・・」
「でもいいでしょう・・・なんとかなりそうですし」そう言うと機械を持って部屋を出ていく。
先ほどの少女が自分の部屋に戻らないうちに、する事があるからなのである(爆)






緒耶美ちゃんの○○○○○大作戦
(笑)





キャラクター原案かわねぎ様   OYAZI様

作:kagerou6
画:ノイン様




「緒耶美ちゃん、明日はお仕事早く終わるにゃ・・・この間行ってみたいって行っていたお店行ってみにゃい?」
かわねこ少尉は仕事の予定表を確認しながらそう言った。
最近緒耶美ちゃんと一緒にいられない事を気にしていたからだ。
「明日は、ちょっと・・・」緒耶美ちゃんは少尉の顔を見ないようにしながらそう呟いていた。
「そうなんにゃ?・・・それじゃあ次の時ににゃ」少尉はそう言いながら、どこか緒耶美ちゃんの様子が気に掛っていた。
「あ、遅れますよご主人様」そう言って少尉をせかす緒耶美ちゃん。
「今日遅れたら、有休カットとか言ってませんでした?」
「あ、そうにゃ・・・れも・・・副司令がそんな事を」慌てて走り出す少尉。
「今日は先に休んでいてにゃ」そう言いながら角を曲がってもう見えなくなっている少尉。
「さて、私も行かないと」そう言いながらバックを取り出すと緒耶美ちゃんは下層へのエレベーターに乗り込んだ。

「まったくれもくんは人使いあらいにゃ〜」フロアのエレベーターから出てきながら、かわねこ少尉は愚痴をこぼしていた。
「もう11時じゃにゃい・・・まったく労働基準局に訴えてやるかにゃ」重い足取りで部屋に近付くままそんな事を言っている。
元々、かわねぎ(元)司令だと時間内に済んでいた仕事だったのである(笑)
それを、「お茶にゃ」「おやつにゃ」とか言って、緒耶美ちゃんと過ごしている”かわねこ少尉”が原因だったりするのだ(爆)
れも副司令は、”遊んだ貴方が悪いのよ”と言わないだけで、同じ事を要求している・・・ただそれだけなのである。
どっちが悪いのかはどう考えても判るでしょう(笑)
でも緒耶美ちゃんと夕食を取れない事に、かわねこ少尉はそこまで考えが行かなかった(笑)

「緒耶美ちゃんもう寝ちゃったかにゃ・・・」エレベーターの行き先フロアを押し、かわねこ少尉は壁に向かってため息を付いた。
実は”かわねこ少尉”と”緒耶美ちゃん”の部屋は隣同士なのである(おお、新事実!)
”一緒にいたいの”そう言う緒耶美ちゃんの瞳の前に、かわねこ少尉はなんとか”隣”の部屋で我慢させたのである。
同じ部屋だと元に戻れないからである(笑)
ちなみに、隔壁の裏側が”かわねぎ中佐の部屋”だったりする。
こっそり戻る為に、隔壁に穴なんか開けたりしてあるのだ(爆)
もちろん、開けた人は”お子様ランチ”を日当に貰った某DOLLである(笑)
「緒耶美ちゃんのお茶飲めにゃいの、初めてなんにゃ」そんな事を言いながら、開いたドアから出ていく。

と!

隣のエレベータが開いて、緒耶美ちゃんが出てくるではないか!
驚いて彼女の事を見つめて立ち止まる少尉!
「な・・・なんでにゃ?」辛うじてそう言うと、緒耶美ちゃんが今度は固まった(爆)
「ご、ご主人様?」
「「ど、どうして今時分?」」
互いにそんな事を言い合い見詰め合う二人・・・これが他の話なんかだと手を取り合ってエンドなんだろうけど、もちろんそんな展開にはさせてあげない(笑)

「こんなに遅くどうしたんにゃ?」かわねこ少尉は部屋で緒耶美ちゃんのお茶を飲みながら聞いていた。
[ちょっと調べモノがありまして・・・」そう言いながら腕になにやら塗りこんでいる。
「ん?・・・どうかしたのかにゃ・・・お薬なんか塗って?」
「ちょ、ちょっと」苦笑いしながら誤魔化そうとしている彼女。
「まあたいした事無いのならいいんにゃ・・・」そう言ってお茶を飲み干すと、ちいさなあくびをして緒耶美ちゃんを見ながら
「明日は時間取れそうなんにゃ・・・どこかに行かにゃい?」と聞いていた。
「ごめんなさい・・・明日ちょっと果穂さんとこいく用事があって」緒耶美ちゃんはすまなそうに言った。
「そ、そうにゃんだ・・・し、しかたにゃいにゃ」そう言って少尉は隣まで緒耶美ちゃんを送っていった。

「しっかしにゃ、また果穂ちゃんかにゃ〜」エンピツを咥え執務をしているかわねこ少尉を、れも副司令が”はしたないですよ”と言ってお茶をおいていった。
・・・おろ、れも君が静か?・・・意外な反応に気に掛る少尉。
「少佐・・・庄司君と緒耶美君の事でなにか知っているのかね?」と、”かわねぎ司令”の物まねをして聞く少尉(笑)
「司令・・・余り詮索なさらないのが・・・あ!」言いかけ、話相手が”かわねこ少尉”である事に気付く副司令。
「ふ〜ん、知っているんにゃね」にこにこしながら副司令を見つめるかわねこ少尉に、れもは頭を抱えていた。
「判りましたわ・・・お話します、でも・・・」そう言って少尉を見つめるれも。
「判ってあげてくださいね」そう言うと”果穂”と一緒に何をしているのかを話し始めた。


「ここなんにゃね」TS9下層に”視察”に来ている少尉は、目的の場所に歩いていく。
「ふむ、酸素供給の一環でもある上食料の供給にも役立つわけにゃね」そう言って作業している緒耶美ちゃんに話しかけた。
「ご、ご主人様ぁ?」突然来たかわねこ少尉を見て驚く緒耶美ちゃん。
「しかしにゃ〜、緒耶美ちゃんに養蜂の技術があったにゃんてね」
固まったままの緒耶美ちゃんにそう話しかけていた。
「でもどうして隠れてする事があるんにゃ?」
「・・・クリスマスだって聞いたから・・・」俯きながら緒耶美ちゃんはかわねこ少尉に答えていた。

「プレゼントを買いたかったの・・・」
「でも、お金はあるにゃ?・・・どうしてあんなもの売って?」
「あのお金は私が働いたものじゃないから」そう言いながら箱を整理している緒耶美ちゃん。
「ご主人様には私の働いたお金で買いたかったんです」緒耶美ちゃんはそう言うと、小さなパンフレットを取り出した。
「一緒にご主人様とクリスマスを・・・」
「そうだったんにゃ」かわねこ少尉が受け取ったパンフレットには、クリスマスを楽しんでいる写真が映されていた。


「「メリークリスマス(にゃ)」」
小さなツリーを飾ってある少尉の部屋の中で、テーブルを囲んで二人は(ノンアルコール)シャンパン?を手にしていた。
テーブルにはチキンとケーキが並んでいる(爆)
どれも緒耶美ちゃんが準備した代物だ。
「凄いにゃ」少尉はテーブルを見てついそんな事を口にしていた。
そんなかわねこ少尉は、緒耶美ちゃんの準備してくれた”クリスマスの制服(笑)”を着ている。
もちろん”サンタ”である(爆)
実はこれも緒耶美ちゃんが某眼鏡っ娘の教えてもらったのであった(笑)

「「美味しい(にゃ)」」
一口飲んで微笑むと、かわねこ少尉は目の前のご馳走に目を向けた。
「こ、これは・・・自然環境農園の鳥にゃのか?」”只者でない”チキンを見てそう聞く少尉に微笑んで答える緒耶美ちゃん。
「こ、こっちももしかして・・・」そう言いながらケーキに目を近付けると
「ま、まさか・・・フロアの1日限定5個のケーキ??」驚く少尉に頷く緒耶美ちゃん。
どれもTS9においては”最高級”もしくは”レア”ものだったからだ!
他のTS司令官クラスか連合の重鎮以外では、簡単に食べる事の出来ない代物なのだ!
それが目の前に並んでいる事に少尉は感激していた(爆)
「出来あがったハチミツと交換に頂きましたの」そう言いながら切り分けていく。
「そうにゃんだぁ」話を聞きながら、”れも君辺りかにゃ”と考えている少尉。
当たってます(^^)

実は貴重なものがここにあるのは副司令の”人望?”の産物なのである!
けっして”ケモ耳愛好会”とかの陰謀でなく・・・
”難民”である緒耶美ちゃんはTS9に友人とか出来ているものの、心休まる事が少なく緊張する事が多いのだ。
自分の境遇と比較しても大差ないれも副司令は、目立たずサポートしていたのである(爆)
まあ、緒耶美ちゃんがいれば”かわねこ少尉”の割合が増えるとか考えていないわけでのないのかも・・・

その日、TS9の一画ではなぜか賛美歌が流れていた・・・・





(おまけ)
「「「メリークリスマス」」」
そう言って頼香・果穂・来栖が部屋に乱入してきた(笑)
「「な、なんですか(にゃ)?」」
「「「プレゼントだよ〜〜ん」」」そう言って一斉に箱を出す3人娘!
「「え?」」
「「「クリスマスにはこうやってプレゼントを交換するのだ!」」」
「でも、知らなくてなにも・・・」
「いいって、初心者なんだし(爆)」そう言う頼香!
「来年は交換しましょ」と果穂。
「二人おそろいだよ」と来栖。
「「あ、ありがとう(にゃ)」」
箱を受け取って取り出すと、手袋・マフラー・耳キャップ(笑)が出てきた。
「ありがとう」緒耶美ちゃんがそうお礼を言っていると
「「「さて、かわねこちゃん同様、クリスマスの正式な服(笑)に着替えましょ」」」と言って、3人が緒耶美ちゃんに襲いかかった(笑)
瞬時に着替えさせられた緒耶美ちゃん!
「「「似合うわぁ赤いサンタ」」」
そう言う笑い声に夜も更けていった。





(おまけ2)
「ふぅ気付かれないで回収できましたね」メガネをかけた少女が暗い部屋の中で一人微笑んでいる。
「これで最初の計画通りに・・・」そう言うと端末のファイルを開く。
「えーと、現在の予約数は・・・」と、見つめる数字にニヤリとする少女。
「これなら研究費も十分出来ますね」そう言うと予約のものを作成し始めた・・・




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